小児歯科 小児歯科とは、ただ子供の虫歯を治すだけではありません。 虫歯予防に努め 、最終的にはきれいな永久歯を正しい位置に生やし、 健康なお口の状態に育てる ことを目標にしています。 当クリニックでは、特に予防に力を入れております。 定期的なフッ素塗布 を強くおすすめしております。子供の歯や生えたての永久歯は柔らかく、虫歯の進行が早いため2ヶ月~3ヶ月に1回のフッ素塗布、歯ブラシチェックをして、虫歯を予防していきましょう。 また、歯の生え方、将来的に歯並びが心配な方は、 矯正のご相談 も受け付けております。 お子さまの成長に合わせて、どの時期から矯正治療を始めたら良いか等、費用や期間をお話させていただきます。 フッ素について 1.歯を強くする(耐酸性増強) 2.初期の虫歯を修復する(再石灰化促進) 3.虫歯原因菌の酸産生を抑制する フッ素には、 3つの虫歯予防作用 があります。 歯科医院で高濃度(9,000ppm以上)のフッ化物を歯面に塗布する予防方法です。 生えて間もない虫歯になりやすい歯や、歯と歯の間等歯ブラシが届きにくい、虫歯の発生しやすい場所にも効果的です。歯科医院で年に数回、フッ化物歯面塗布を受けることを推奨しています。 生え始めの歯は、歯の表面へのフッ素への取りこみ量が大きいので、生え始めから永久歯がすべて揃う、 中・高校生くらいまで年に3~4回 繰り返し塗布するのが効果的です。 フッ素を塗れば虫歯になりにくくはなりますが、絶対に虫歯にならないということではありません。塗布した後も、きちんと歯ブラシをして定期検診を受け、予防するようにしましょう。 シーラントについて 生えたばかりの歯は、まだ石灰化が完了しておらず、歯質が未成熟で虫歯になりやすいため、 早い時期に虫歯予防の処置を行うこと が必要です。 生えたての歯の表面には、虫歯になりやすい小さな溝があるため、あらかじめ 専用の樹脂(シーラント) を用いて溝を埋めます。 シーラントは予防処置ですので、シーラントをしたからといって、必ず虫歯にならないというわけではありません。ご家庭では、保護者のみなさんで仕上げ磨きを行い、食べたら磨く習慣をつけ、食生活の環境を改善してください。きちんとブラッシングをして、シーラントがきちんとついているかなどの定期検診を受け、予防することが大切です。